2021年8月15日~16日の2日間、こうち山の推進事業費の助成金をいただき、当協会が15年間継続開催している『ヤイロチョウの日記念イベント』が開催されました。 1日目は、高知県立牧野植物園研究調査員の鴻上泰講師と、高知市立わんぱーくこうちアニマルランド学芸員の吉川貴臣講師による『ヤイロチョウの森の動植物ガイドツアー』を行いました。ただ、ここ数日降り続いた大雨の影響で道路上に落石や道路崩壊箇所が見つかったため、開催場所をネイチャーセンターから15キロ離れた下道地区にあるトラストの森から変更し、1,5キロと近い熊野神社の森に変更しました。 熊野神社では、鴻上講師から潜在植生のシイ・カシなどの植物について、吉川講師からは貝の仲間について解説していただきました。ネイチャーセンターに戻って、最近の外来種の問題などについて説明を受けた後、参加者からの質問に答えていただきました。 2日目は、『ヤイロチョウと森を語るトークショー』です。世界のヤイロチョウの写真家で大阪在住の松村伸夫講師と、窪川町出身で植物や歴史に詳しい池田十三生講師から興味深いお話を伺いました。また、参加された昨日の講師の吉川貴臣さんにもコメントをしていただきました。最後に参加者で今年1月29日誕生という本名山下やいろちゃんのご両親(音楽ユニット・サンドイッチパーラー)さんに、サプライズで『ヤイロチョウの歌』を歌っていただきヤイロチョウの日記念イベントは楽しく終わりました。 生憎の大雨と、コロナウィルス感染拡大の影響で、会場のネイチャーセンターに集まった参加者は少なかったですが、この2日間のイベントの様子は、GooglemeetやYouTubeなどのオンラインでライブ配信されました。今からでも公益社団法人 生態系トラスト協会のホームページからご覧いただけます。 ご覧になった方は感想をお聞かせください。(中村滝男) 写真は、2日目のトークショーで、池田十三生講師による解説を聞く会場の様子です。
こちらから見逃し配信、ご覧いただけます。
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